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かんとこうブログ

2024.03.22

水系は下降気味?・・2月の確報から計算した塗料種別単価

昨日は業況観測アンケートの結果をご紹介しましたが、同じ日に日塗工から経産省1月度確報を受領しました。例月は、経産省確報の発表も、業況観測アンケートの締め切りも同じ15日なのですが、なかなか業況の方は回答する会社が全て締め切りを守ってくれるわけではないので、いつもは経産省確報の方を先にご紹介していました。ところが3月は確報の発表が19日と遅かったため、日塗工から同じ日に受領となり、ご紹介する順番が変わってしまったという訳です。

この確報に関して個人的に最も重要視しているのは出荷数量と出荷金額についてのグラフです。(下図)

当年度を含め過去6年間の数値がグラフ化されているので、当年度の状況がかなり俯瞰的に理解することが可能です。この二つの図から、当該年度(2023年度)においては、出荷金額はこの6年間で最高である一方、出荷数量はコロナ禍初年度の2020年度に次いで下から2番目であることが一目で判ります。1月度についてもこの傾向は変わらないようです。

さて毎月ご紹介している塗料種別単価についてもこれまでと変化はないようです。塗料種別の単価指数は、小幅な増減を繰り返しており、この先の明確な方向性を示しません。順番にみていくことにしましょう。

ひと頃の価格高騰状態にないことは確かですが、アミノアルキド樹脂塗料、アクリル樹脂塗料(常温乾燥)、エポキシ樹脂塗料はまだ上昇傾向にあるように見えます。

溶剤系塗料合計も上昇傾向にありますが、エマルション塗料と水系全般ではやや下降気味に見えます。

路面標示塗料、粉体も上昇傾向で、シンナー類も再上昇の兆しのように見えます。比較対照としての原油、ナフサ、石油製品についても、まだこの先どうなるかははっきりしない様相です。

最後に2021年1月以降の各塗料種別の価格と指数の上昇幅を一覧表で示します。このところほとんど上位メンバーは変わっていません。指数の上昇幅の上位3種類は、シンナー、アミノアルキド樹脂塗料、エポキシ樹脂塗料であり、単価上昇幅の上位3種類は、アミノアルキド樹脂塗料、粉体塗料、アクリル樹脂塗料(常温乾燥)でした。

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