週末の人出増加傾向は変わらず

3月最後の週末は、日曜日があいにくの天候でしたが、人出の増加傾向は変わらなかったようです。アグープのデータで確認しました。

https://corporate-web.agoop.net/pdf/covid-19/agoop_analysis_coronavirus.pdf

久しぶりに1都3県の30か所の休日の15時台の人出のグラフを示します。タイプ分けは、これまで通り、B:休日の人出<平日の人出、BC:休日の人出≦平日の人出、C:休日の人出≒平日の人、L:休日の人出>平日の人出の場所です。基準は昨年の1月から2月の休日における同時刻の人出の平均を100とした指数で示しています。

ここでは全体を眺めてもらい、すべてのグラフで右肩上がりになっていることを確認してもらえればよいと思います。ただし、そうは言ってもまだ昨年の感染拡大前の人出には至っていません。1月初めの第3波に比べればずいぶんと増えましたが、昨年11-12月の水準かやや少ない程度だと思われます。

これらをまとめて、東京都と埼玉、千葉、神奈川の3県の平均の推移を見てみましょう。

左が人出の推移です。先週、今週と日曜日の天候に恵まれず、人出にも影響していることがグラフに表れていますが、それでも全体としての傾向は増加であり、東京都よりも周囲の3県の人出が多いことには変わりありません。

真ん中の図は、東京都の実効再生産数の推移です。2月末に増加傾向であることを示す1.0超えを記録して以来ずっと1.0を超えたままです。急激な増加ではありませんが、間違いなく増加が続いています。

右の人出と新規感染者の相関図は、日を追うごとに相関係数が上がってきています。やはり人出と新規感染者数は関係があると立証されつつあります。直近30日の新規感染者数の推移のついて近似線を書かせてみました。今回も多項式近似(2次曲線近似)が最も相関係数が高く、近似式は y = 0.1457x2 – 3.6065x + 294.13と計算されました。この式にあてはめて計算すると、今から30日後の新規感染者は602人、60日後では1150人という数値がでました。1週間前の予測人数よりは少なくなりましたが、それでも心配しなければならない数であることには変わりありません。この近似が外れることを祈ります。