「アジアの塗料王」ゴー・ハップジン

 文藝春秋4月号の「世界経済の革命児」のコーナーで、日本ペイントホールディングスのゴー・ハップジン氏が取り上げられました。このコーナーはジャーナリストの大西康之氏による連載もので、今回が42回目ですが、過去に紹介されている人物が超一流の経済人ばかりです。

 連載初期には、GAFAやマイクロソフト、アリババやファーウエイなどの創始者がこぞって紹介されました。この1年を見てもすごい顔ぶれです。イタリアの元首相で多彩な事業を営むベルルスコーニ氏、ドイツの自動車業界をリードしてきた元フォルクスワーゲン会長フェルディナンド・ピエヒ氏、年間10兆円以上を稼ぎ出すネットフリックス創始者リード・ヘイスティング氏、今やブランドもののほとんどがここに買い占められたと言われるLVMHモエヘネシー・ルイヴィトン会長ベルナール・アルノー氏、マイクロソフト最高責任者ナディア・ナデラ氏というように、誰もが名前を聞けば会社か本人について聞いたことがあるという人物ばかりです。

 つまり、それほど名誉なことであり、世界から注目されているということです。

 今回ゴー・ハップジン氏はシンガポールの拠点を置くウットラムグループの総帥という立場で紹介されています。内容については著作権に触れますので紹介できませんが、かつてしかけた日本ペイントの買収や、日本ペイントが企業形態を大きく変革していった裏事情が分かりやすく書かれています。

 この記事の最後にはこう書かれています。「アジアの塗料王は日本ペイントを世界で闘う企業に塗り替えられるだろうか。」まさに、今塗料業界のみならず、世界は、日本ペイントに注目しています。