第7波新規感染者はすでにピークアウト?

今週または来週には新規感染者数がピークアウトするのではないかという話が政府関係者から出ているという話が報道されています。その根拠が何処にあるのかわかりませんが、今日は第6波を参考にして第7波の感染ピークを予想してみようと思います。ただしこれは疫学的に根拠のある話ではなく、あくまで数学的に予想してみるという話です。

対象を東京都の感染者数にしました。第6波の新規感染者数の推移について、1月3日から3月31日までの期間で多項式近似を求めました。新規感染者数は実数ではなく、7日間の移動平均を使用しました。2次式から始め、3次、4次と次数をあげていくにつれてR2乗値がよくなり5次でかなり良い近似式が得られることがわかりました。6次式まで求めましたが、5次式とさほど変わりませんでしたので5次式を近似式とすることにしました。

第7波については第6波のように山の形が分っているわけではないのですが、とりあえず5次式で近似式を求めてみました。

①のグラフは毎日の新規感染者数の実数について5次式の近似式を求めたもので、②のグラフは新規感染者数の7日間の移動平均についての近似式です。7月31日と8月1日連続して新規感染者数が減少したこともあり、①のグラフの近似式はすでにピークアウトしているように見えます。事実、計算上の数値も7月28日がピークと出ました。②のグラフの近似式でもこのグラフの右端がピークアウト状態に見えますが、計算してみると7月31日がピークとなりました。

すでにピークアウトしたのかと喜びましたが、念のためにこの後の感染者数の減少がどのようになるかと思い近似式に従いこの先を計算したところ③のグラフになりました。やはりどこかこの近似式では無理があるのでしょう。減少の仕方が急激過ぎる予想となりました。

これまでの経験からピークアウトしても徐々にしか減少しないのが通例ですので、この近似式の予想をこのまま受け入れることはできませんし、となるとそもそもピークアウトの時期も怪しいということになります。

ぬか喜びさせて申し訳ありませんでした。やはりピークアウトは実際の感染者数が減少に転じて初めて判断できるということだと思います。仮に本日8月2日の感染者数が前の週よりも減少していたらピークアウトしている可能性はあるのですが・・ 発表を待ちましょう。