葉山 しおさい公園のアジサイ

6月の花と言えばアジサイを思い浮かべる人も多いと思います。今日はアジサイの写真を眺めて一休みしてください。「しおさい公園」は、葉山御用邸付属邸跡地に開設された公園で、三ヶ岡山を借景とした日本庭園には、流れ落ちる「噴井(ふけい)の滝」があります。茶室一景庵や潮見亭などの施設があり、海岸側にある黒松林からは、富士山や伊豆半島、大島などが一望できます。

2021年6月5日撮影
2021年6月5日撮影

写真に番号が振ってありますが、実のところせめて種類くらいは書こうと思ってはみたものの、いざネットで探すとアジサイには多くの種類があり、画像から種類を同定するなど植物オンチの私の手に負えるものではないことがわかりました。したがって、「しおさい公園にはこんなアジサイがありました。」というだけの内容になってしまいました。期待された方にはお詫びします。

これで終わってしまうとあんまりなので、昨年6月5日に掲載した「アジサイはなぜ青くなるか」の一部を再掲します。「酸性土壌になると土中のアルミを吸収して青くなる」というだけでなく、もう少し化学的に正確な記述をしていますので、記憶をリフレッシュしてみてください。 以下昨年のブログからの引用です。

「名古屋大学大学院生命農学研究科の青木講師と情報学研究科の吉田教授の研究グループは、酸性土壌で咲くアジサイの青色の花の色素について研究を進め、アジサイの青色はアントシアニン単独で発色するのではなく、アントシアニンとアルミニウムイオンの錯体形成、さらに助色素の存在が必要であることを突き止めました。さらに、これらアントシアニンとアルミニウムイオン、助色素を試験管内で混合し再現し、その組成比が 1:1:1 であるとの推定構造を導き出しましたが、実際にそれがアジサイの花に存在しているかの確認はできていませんでした。今回(昨年 4 月)、アジサイの花(がく片)を-160℃で凍結し、その断面を低温-飛行時間型二次イオン質量分析計で測定することで、青色の存在する部分だけにこれら 3 成分からなる錯体の存在が確認できました。」

アントシアニンと助色素および青色アジサイの色素の化学構造を下の図に示します。

引用は以上です。ちなみに白いアジサイはアントシアニンをもっていないそうですが、今回掲載した写真の中では①の白地にほんのりと赤く染まった部分のあるアジサイが個人的には気に入っています。ほんの少しだけアントシアニンをもっているのでしょうか?