年齢、性別、飲酒習慣でワクチン接種後の抗体価に差が!

昨日千葉大学から千葉大学病院の職員のワクチン接種前後の抗体価を調べた結果が公表されました。2回目接種をうけた1774名を調べたところ、99.9%の人が抗体が陽性となり、その抗体価の平均値も2060U/mlと大幅に上昇したというものです。そのほか、タイトルにあるように、さまざまな因子が抗体価に影響を与えることがわかりました。以下千葉大学の発表したプレスリリースからご紹介します。  

https://www.ho.chiba-u.ac.jp/hosp/dl/news/info/info2021_03.pdf

研究の概要は以下です。

また、今回確認された接種前後の抗体価の分布の変化は右下図にまとめられています。

さらに、調査対象者の属性や生活習慣との関係についても知見が得られており、性別や年齢だけでなく、服薬や飲酒の影響を受けることがわかりました。

抗体価があがりやすい要因としては、年齢が若い、女性、1回目と2回目の接種間隔が長い、花粉症薬の服薬があげられ、逆に抗体価があがりにくい要因としては、男性、高齢、免疫抑制剤の服薬、ステロイド薬の服薬に加え、飲酒の頻度が高いことが挙げられています。(下図)

今朝のモーニングショウでは、各年代別の男女の抗体価の数値が紹介されていましたが、千葉大学からのプレスリリースにはそこまでの情報はありませんでした。また論文が投稿されたmedRxiv(メドアーカイブ)でも検索してみましたが、まだ発表されていませんでした。6月2日に登録はされているそうです。