目に見えて減りました・・25日の人出

昨日から緊急事態宣言が4都府県に発出されましたが、その効果としての人出をいつものようにアグープのデータで調べてみました。土曜日の24日は、ここのところの停滞を打ち破り人出が増えましたが、日曜日はさすがに減りました。特に1都3県では東京の減り方が目立つ結果でした。早速15時台の人出のデータをご覧ください。

https://corporate-web.agoop.net/pdf/covid-19/agoop_analysis_coronavirus.pdf

赤丸で囲んだ直近の週末データですが、最後の線はかなりの急角度で低下しているところが多いのがわかると思います。実際に数値で示せば、東京都の18か所の平均が49.7(感染拡大前の昨年1-2月の休日の平均値を100)、埼玉、千葉、神奈川の3県の平均が78.1でした、東京の49.7は、1月の緊急事態宣言直後の三連休なみの数値ですが、周囲3県の平均である78.1は、1月の直後の三連休よりは10ポイント近く高い数字でした。都心に出かけることは意識されても、自分の住む町のターミナルへの意識は1月には及ばないということかもしれません。事実、3県にはまだ緊急事態宣言が出されていないわけですので、意識の差が生まれても不思議はありません。とはいえ、蔓延防止等重点措置については対象になっているところもあるので1月の状況とはさほど変わらないのでないかとも思えます。やはり慣れや疲れで、意識が鈍感になっているのかもしれません。

左のグラフは、上で述べた1都と3県の人出の推移です。東京の落ち込み方がよくわかると思います。真ん中は、東京の実効再生産数、右が東京都の感染者数と実効再生産数の相関図です。実効再生産数は4月11日までしか計算できないのですが、4月11日までは、依然として増加傾向が継続しています。

さすがに緊急事態宣言発出となると人々の意識は変わるようです。明らかに減少した東京都の人流ですが、この効果が現れるのはこの10日から2週間先となると5月の連休のさなかになると思われます。大阪では、人流の減少が感染者の減少に結び付くまでに時間がかかっており、変異種の感染力の強さの影響がその要因として挙げられています。東京は大阪に比べると変異種(特にN501Y)の割合が少ないことがわかっていますので、大阪のようになるのかどうか確定したわけではありませんが、しばらくは人流と感染者を注視する必要があります。