都心より周辺で戻った人出

先週末は、とても暖かく絶好の行楽日和でした。となるとどうしても人出の増減が気になります。例によってアグープのデータでご紹介します。

https://corporate-web.agoop.net/pdf/covid-19/agoop_analysis_coronavirus.pdf

1都3県のターミナル・行楽地の人出を、昨年の1月~2月にかけての休日の平均値を100とした数値で、詳細に見てみることにします。

今日も前回同様に、地点のタイプ別にご紹介します。以前にご紹介した地点のタイプ分類をそのまま使います。Bは、平日の人出>休日の人出、BCは平日の人出≧休日の人出、Cは平日の人出≒休日の人出の、Lは平日の人出<休日の人出 の箇所です。赤枠で囲ったところが先週末です。

最初はBとBCから(平日の人出の方が多い箇所)です。

大方の地点では昨年の年末レベルまで人出が戻ってきていますが、とくに桜木町や関内といったと横浜では前年同期比で8割を超える人出になっています。

次にCタイプの地点(平日の人出≒休日の人出)ではどうでしょうか?

このCタイプは休日と平日の人出がほぼ同じレベルの地点ですが、東京の周辺で人出が多くなっています。昨年同時期の8割を超えたのは、川口、西船橋、浦和、浦安、松戸、横浜の各駅でした。都内はどこも前年同期比で8割を超えていません。

最後にLタイプの地点(平日の人出<休日の人出)を見てみましょう。

前年同期比が8割を超えているのは、吉祥寺駅、片瀬西浜、箱根湯本といずれも東京の中心ではありません。ここまで見てくるとやはり東京とその周辺で差があるように思えます。そこで東京の18か所と埼玉、千葉、神奈川3県の12か所の平均をとってみました。(上の右のグラフ)この両者の間には交わることのない明確な差があり、小さい時でも10ポイント、大きい時で30ポイントも差がありました。休日の人出については、居住地の近くまたは観光地に出かける人が多く、都心を避ける傾向にあると言えるのではないでしょうか?心理としてはなんとなく理解できる気がしますが、感染に関して言えば、どこであろうと密度が高まればリスクが増えることには変わりありません。

緊急事態宣言が出されて感染者数は減少していますが、休日の人出は次第に増加傾向にあります。しばらくウオッチを続けます。