前年同月比で7.1ポイント改善しましたが・・業況観測アンケート10月の結果

本日、日塗工より業況観測アンケート10月の結果を受領いたしました。組合員の皆さんにはすでに結果をFAXにて連絡しております。

 10月の業況  金額 97.4%  数量 96.8% (いずれも前年同月比)

10月の状況は、9月の結果から前年同期比で 金額が7.1ポイント、数量が5.6ポイントの改善でした。ただし、前年の10月は、消費税の増税があり、前年9月は若干の駆け込み需要、10月はその反動があり需要が低迷したことから、この結果を数字通りに受け取るには尚早の感があります。

分野別では、建築と自動車の前年同期比が久々に100を超えましたが、これも消費税増税の影響を受けてのことです。とはいえ、全分野にわたり、前年同期比が改善されていますので、全般的に回復傾向にあるというのは間違いがないかと思います。

現在第3波とも言われる感染急拡大に直面しつつありますが、このアンケート調査が実施された時点では、11月の予想は下記のように引き続き若干の改善が見込めるとなっていました。

 11月の予想  金額 98.3%  数量 97.5% (いずれも前年同月比)

ご参考までに、リーマンショック時と今回のコロナ禍の各需要分野の業況の推移対比のグラフを示します。起点をリーマン時は2008年9月、コロナ禍は2020年1月にとり、前後の業況をグラフ化しております。

これを見る限り、今までのところという条件付きではありますが、自動車、電機・機械・金属、木工の工業用分野は、リーマンショック時に比べ今回の方が回復が早いようです。反面建築や船舶・構造物は、今回の方がより大きな影響をうけているように思われます。

ただし、あくまでこれまでのところという条件つきであり、現在直面しつつある第3波の状況次第では、この先の動向は予断を許さないものがあります。