第55回通常総会での寺内理事長の挨拶(全文)

さる5月20日、第55回通常総会が書面会議の形式で開催され、組合員全員の書面議決書の提出のもと予定した全議案が可決承認されました。総会の状況につきましては、組合員の皆さまには「関塗工だより」を通じて、またメディアの皆さまには、プレスリリースの形でお知らせをいたしますが、ひとまずその場に出席できなかった組合員をはじめとする関係者の皆さまに、寺内理事長のご挨拶を紹介させていただきます。以下ご挨拶の全文です。

書面会議での総会に臨む寺内理事長 2020年5月20日

「第55回通常総会を開催するにあたり、本日ご出席いただけなかった組合員の皆様に書面を通じ、ご挨拶を申し上げます。

本来であれば近づく東京オリンピックを前に、国民全体が期待に胸を躍らせていたであろうこの時期に、通常総会をこうした形で開催せざるを得なかったことを大変残念に思います。言うまでもなく、総会は組合にとって最も重要な行事であると同時に、全組合員が集い、胸襟を開いて語り合うとともに連帯と意識の共有を再確認する場でもあり、その機会が失われたことは組合にとって大きな機会損失であると考えております。

昨年度一年間を振り返りますと、新しい令和という時代が始まり華やかな雰囲気のあった上半期から、相次ぐ台風の襲来、消費増税と経済への影響が懸念され始めた下半期へと移行し、今年に入ってからは新型コロナウイルス感染症の世界的流行という未曽有の事態に直面した、まさに波乱の一年でありました。

こうした状況の中、組合としましては、総会、賀詞交歓会をはじめ、各種教育研修事業、各委員会によるセミナー開催などの定例行事開催を積極的に推進し、例年を上回る参加者を得ることができました。これもひとえに組合員はじめ関係の皆様方のご理解とご協力の賜物と感謝しております。

また、理事長就任以来推進してきた大阪塗料工業協同組合様との交流事業についても、合同工場見学会の開催をはじめ、定例となった交流会、技術セミナーやBCPセミナーにおける相互交流(スカイプによる中継)、新型コロナ感染症対策に関する情報交換など、従来から一歩も二歩も進んだ形での交流を行うことができたものと考えております。

さて今年度に目を向けますと、何はさておき直面する未曽有の事態への対応が迫られております。先日の理事会におきまして、当面8月末までの予定行事を中止することにいたしましたが、これに代わりましてインターネットを使用した会議やセミナーの開催を検討するよう事務局に指示をしております。このほか、組合としてできることとして、業界動向や原料供給動向などの各種情報提供をこれからも実施してまいります。また、先日は、東日本塗料株式会社様より、次亜塩素酸ナトリウム溶液を希望する組合員の方々に無償配布できるよう提供していただきました。東日本塗料株式会社様には、当組合として感謝の意を表するため感謝状を送呈させていただきました。

感染症の今後につきましては予断を許しませんが、こうした非常時にこそ、組合が組合員の皆様の力になれるよう可能な限り努力していく所存です。ご要望があればぜひお寄せください。組合として検討いたします。この感染症の経済影響は戦後最大との予想も聞かれておりますが、組合員それぞれの知恵と力を結集し、ベクトルを合わせ、心をひとつにして難局を乗り切ることができるよう活動を進めていく所存です。なお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申しあげます。