あけましておめでとうございます

年頭のごあいさつ  理事長 寺内 裕雅

記念すべきオリンピックの年、2020年の新春を迎え、謹んでお慶びを申し上げます。平素より皆様には、関東塗料工業組合の活動に対しまして格別のご理解とご支援・ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 さて昨年を振り返ってみますと、台風15号、19号をはじめとする風水害被害の甚大さが印象に残る一年でありました。被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。台風等がより強大化する原因につきましては地球温暖化の影響を排除することができず、今後も強大化傾向が続くものと予測されます。風水害・地震等の自然災害に対し万全の備えを行うことは、企業の社会的責任としてますます重要になるものと思われます。

 当組合におきましては、2年前より大阪塗料工業協同組合(大塗協)様との交流会を重ね、交流を深めてまいりました。昨年11月には、日本化工塗料株式会社様の格別なるご厚意のもと、合同での工場見学会を催したところ、約30名の参加者を得て裾野の広い新しい次元での交流へと進めることができました。本年におきましてはこの流れを継続し、さらに交流を進化(深化)させ、最終目的である両組合に加盟する各社のBCP、とりわけ被災時の緊急供給体制確立につなげるよう取り組みを進めてまいります。

 具体的には、2月に「塗料製造会社に特化したBCP(仮題)」と題するセミナーを企画しております。このセミナーでは、講師による総括的な解説だけでなく、関塗工組合員による自社のBCP実例の紹介も含め、より実践的な内容とする予定です。またこのセミナーも含め、大塗協様とは各種イベントや委員会における情報共有も検討しており、できるところから順次実施していく考えです。被災時の緊急供給体制確立はハードルの高い課題ではありますが、同時にBCPにおける最重要課題のひとつでもあります。着実に歩みを進めていきたいと考えます。

 理事長に就任して以来「全員参加の組合活動」をお願いしてきました。おかげさまで皆様のご理解、ご協力により、少しずつ組合活動の輪が広がっていているように感じております。本年はこの「広がった輪」をさらに充実してく所存です。例えば、委員会等のセミナーにおきましても、単に「知識や情報を得る場」で終わるのではなく、もう一歩進んで、「得られた知識や情報について語り合える場」を目指したいと考えております。同じ塗料産業に働く者同士が、会社の枠を超えて連帯できる場の提供が究極の目標となります。また、現在実施しております組合の各種事業につきましても、組合員各社の実際の事業により多く貢献できるよう検討してまいります。

 当組合は前回の東京オリンピックの翌年である1965年に創立されました。創立当時に先人たちを駆り立てた燃えるような熱情に想いを馳せ、記念すべきオリンピックの年の活動を進めてまいりたいと思います。より一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。